🎮 はじめに|「Switch2欲しいけど買えない」…その理由、ちゃんと知ってる?
2025年に登場が噂され、話題沸騰中のNintendo Switch2(スイッチ2)。
初代Switchの後継機として、性能向上・新作ソフトの対応などが注目され、多くのゲーマーがその発売を心待ちにしています。
ですが、SNS上では「Switch2が欲しくても買えない」「どこに行っても当たらない」という声が連日のように投稿される現状。
その背景には、やはり転売ヤーの存在があります。
💰 転売ヤーとは?Switch2はなぜ狙われるのか?

出典 msn.com
転売ヤーとは、人気商品を定価で購入し、それをネット上のフリマサイトやオークションサイトで2倍〜3倍の価格で再販する人たちのこと。
なかには、転売専用の自動購入ツール(ボット)を使い、正規の抽選や購入をすり抜けて商品を確保する例もあります。
なぜSwitch2が標的に?
- Nintendoブランドの人気と信頼性
- 初期供給が限られており「欲しい時に買えない」焦り
- ソフトと同時に買いたい層が多く、高値でも購入する人がいる
こうした条件がそろうと、「定価+1〜2万円」でも売れてしまうのが実情です。
🔒 ノジマオンラインの“本気すぎる”転売対策とは?

そんな状況に立ち向かう企業が、家電通販大手のノジマオンラインです。
📢 ノジマ公式Xの発表
2025年6月7日、ノジマは公式X(旧Twitter)で次のように発信しました。
『転売撲滅宣言』を掲げて、ゲームを楽しみたい方に届くように取り組んでいますが完全には防げず、当店から購入した商品が転売されていました。貴重な一台がこのような形になってしまい残念です。
該当アカウントは利用停止の措置をいたしました。
この投稿に対しては1日で数千件のリポストと「いいね」が集まり、ノジマの対応を評価する声が殺到しました。
✅ 具体的な対策内容(これがすごい)
対策項目 | 詳細 |
---|---|
利用停止措置 | 転売目的の購入が確認されたアカウントは、ノジマオンラインの利用そのものを停止 |
人力チェック | 過去の購入履歴や不自然な購入時間帯、同一IPアドレスなどを手作業で精査 |
再販停止措置 | 転売が発覚した商品は再販不可に。転売ヤーに利益を出させない仕組み |
情報発信 | SNSでの継続的な注意喚起とユーザーへの透明性の高い報告 |
つまり、ノジマはただ「販売する」だけでなく、売った後の追跡・対処まで行っているという点が特徴です。
🏢 他の家電量販店や任天堂の対策は?
🛒 ヨドバシ、ビックカメラなど

多くの量販店でも、転売対策として次のような取り組みが導入されています。
- 会員限定の抽選販売(ヨドバシ.comなど)
- 抽選条件に購入履歴やポイント利用歴が必要
- 同一人物による重複応募を排除
ただし、「アカウント停止」「販売後の追跡」といった強力な対策は、ノジマが突出している印象です。
🕹 任天堂の公式対策(Switch2向け)

任天堂もSwitch2の公式抽選に際して、次のような厳しい条件を設けています。
- Switch本体でプレイ時間50時間以上のユーザーに限定
- Switch Onlineを1年以上継続利用しているアカウントのみ抽選参加可能
- 転売を確認した場合、次回以降の抽選権利の剥奪
- メルカリ・ヤフオク・楽天ラクマなどと連携し、高額出品の削除・出品制限を実施
一部のユーザーからは「新規層が排除される」との声もあるものの、「真面目に遊んでる人が報われる仕組み」としておおむね好意的に受け取られています。
🗣 SNSや口コミサイトでの“リアルな声”を調査!
筆者がX(旧Twitter)や価格コム・5ちゃんねるなどを調べたところ、以下のようなユーザーの声が目立ちました。
🟢 賛同・応援の声
- 「ノジマ本気すぎ。こういう店から買いたい」
- 「Switch2、転売価格が意外と落ち着いてるのは任天堂のおかげ」
- 「転売アカウントを利用停止にするとか、企業努力が伝わってくる」
🔴 懸念・課題の声
- 「Switch持ってない人は抽選対象外ってちょっと厳しすぎない?」
- 「条件クリアしても当たらないし、メルカリ見たら普通に売ってて悲しくなる」
- 「結局買う人がいる限り、転売は無くならない気がする…」
🟡 提案・指摘
- 「転売品を買わないことが一番の対策。みんなの意識が変われば社会も変わる」
- 「メルカリももっと出品制限を強化すべき。今のままだとザル」
🧭 転売をなくすために「買う側」ができる3つのこと

転売ヤーが成立する最大の理由は、「買ってしまう人がいるから」。
では、私たち消費者ができることは何でしょうか?
1. 転売品に手を出さない
どれだけ欲しくても、高額な転売商品は買わない。買い控えが広がれば、市場価格は下がります。
2. 不正出品を通報する
フリマサイトで明らかに怪しい商品を見つけたら、出品者ではなく運営に通報を。
3. 正規の抽選販売に参加し続ける
落選しても、信頼できるルートを選ぶ。企業は「真面目なユーザー」の行動を見ています。
✏️ まとめ|「本当に欲しい人」が報われる未来へ
ノジマオンラインや任天堂の転売対策は、これまでの「対処療法的な販売」から一歩踏み込んだ、「本質的なユーザー保護」へと進化しています。
とはいえ、制度が厳しくなればなるほど、ルールからこぼれる人も出てしまいます。だからこそ今、必要なのは私たち買い手の意識です。
買わない、通報する、正しく待つ。
そうした地道な行動が、健全なマーケットを作っていきます。
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