
❓何が起こったの?~大規模なETC障害発生~
4月6日から7日にかけて、中日本高速道路(NEXCO中日本)の管内で、大規模なETCシステム障害が発生しました。この影響で、最大8都県・17路線・106か所の料金所でETCが使えなくなる事態が発生しました。
🚧 緊急対応:ゲート開放と事後精算のお願い
システム障害による渋滞の悪化を防ぐため、NEXCO中日本は障害発生から半日後にETC通信を遮断し、対象の料金所すべてでゲートを開放。
その場では料金を徴収せず、代わりに通行した方に対して後日ウェブサイトでの申告・後払いによる精算を求めていました。
対象となった車両は、ETCの車載器を搭載していましたが、正常に通過できなかった場合が中心となります。
💸すでに払ってしまった人はどうなる?
こちらの方も安心してください。もうすでに通行料金を支払った人には、以下の方法で全額が還元されます。
🎫 ETCマイレージサービスのポイント
💳 クオカードなど
還元方法の詳細は、NEXCO中日本から個別に案内があると思われます。対象の方は確認するとよいでしょう。
📝 手続き受付は終了
ウェブサイトでの申告受付は、5月2日(木)で終了しています。
未申告の方も今後の料金請求はされませんので、何も手続きする必要はないです。
💬 NEXCO中日本の謝罪とコメント
今回の障害について、NEXCO中日本は公式に以下のように発表している:
「このたびは、お客さまに多大なるご不便とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。」
また、「通行料金を正確に徴収することは本来の責務であるが、システム障害という当社都合により、ご協力いただいたお客さまにさらに負担を強いることは適切ではないと判断した」として、後払いの取りやめを決定しました。
🔧 今後の対策と再発防止策は?
NEXCO中日本は、今回の障害を受けて以下のような再発防止策・改善対応を進めると発表しています:
- システム監視体制の強化
- 通信機器・ソフトウェアの見直しと冗長化
- 万が一の障害発生時の緊急対応マニュアルの再整備
- 利用者への情報提供の迅速化と多様化
🛣️ 最後に:高速道路を安心して使えるように
今回のトラブルは、多くの人が通勤や旅行で高速道路を利用する中で起きたものになります。NEXCO中日本の迅速な判断と、利用者への配慮ある対応により、追加の金銭的負担がなく済んだことは非常によかったです。
とはいえ、交通インフラに関わるシステム障害は命に関わる問題です。今後、より強固なシステム体制と信頼性のある運用が求められます。
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