2025年7月20日、私たちの暮らしと政治をつなぐ重要な「参議院選挙」が行われます。なんだか堅そう…そう思った方もいるかもしれません。でも実は、この選挙の行方が、これからの物価・年金・子育て支援など、私たちの生活に直結しているんです。
この記事では、毎日新聞が伝えた「中盤の情勢調査」をもとに、いま何が起きているのか、そして私たちの一票がどんな意味を持つのかを、やさしく丁寧に解説します!
🔍自民・公明が過半数維持に苦戦中!?

出典 tsukatte.com
7月12〜13日に毎日新聞が行った全国調査によると、与党である自民党・公明党は「参議院で過半数(125議席)」を保つために必要な50議席の確保に、なんと“苦戦している”というのです。
特に注目されているのが、「1人区」と呼ばれる全国32の選挙区。ここは1議席しかないため、候補者同士の一騎打ちになりやすく、勝敗が非常に重要です。今回の中盤調査では:
- 接戦区が7→8に増加!
- 野党が優勢な選挙区は16→18に拡大!
つまり、地方の多くの選挙区で「自民党が負けそう」という状況が生まれているのです。
この数字の裏には、有権者の不満や不安、そして“変わりたい”という思いが見え隠れしています。これまでのように、組織票や地盤だけでは勝てない時代に突入しているのかもしれません。
では、なぜこうした変化が起きているのでしょうか?次の章で詳しく見ていきましょう。
🏙️なぜ地方で自民が苦戦?3つの理由

① 物価が上がって生活が大変!
「給料は増えないのに、食費や光熱費が上がるばかり…」そんな声を地方で多く耳にします。ガソリン代も上がり、生活費の負担がどんどん重くなっています。都市部に比べて最低賃金が低い地域では、家計への打撃は深刻です。
政府が「経済は回復している」と言っても、「その実感がない」「うちには関係ない」というのが多くの人の正直な感覚。だからこそ「今の政治に期待できない」「違う人に任せてみたい」という思いが出てきているのです。
② 医療や介護が不安
特に高齢化が進む地域では、病院や介護施設の数が減ったり、スタッフが足りなかったりと、医療・福祉への不安が大きくなっています。「通院が不便」「介護サービスが受けられない」——こうした“生活のリアル”が、与党への信頼を揺るがしているのです。
一方で、「もっと福祉を充実させてほしい」という願いを、野党候補の訴えに重ねて見る人も増えています。特に子育て中の家庭やひとり暮らしの高齢者にとっては、現実的な政策を重視する傾向が強まっています。
③ 同じ顔ぶれにうんざり?
「また自民党?」「誰がやっても変わらないんでしょ?」という声も多くなっています。長年にわたって同じ政党が政権を担ってきた結果、“政治に対する飽き”や“諦め”が生まれてしまったのかもしれません。
ただ、今回はちょっと違います。野党が候補者を一本化したり、新しい顔ぶれが登場したりして、今までにない“風”が吹いています。それが地方にも届き始めているのです。
🗳️野党が攻める!候補者一本化の効果とは?
「票が割れて自民が勝つ」——過去の選挙では、野党が複数候補を立ててしまい、結果として与党に有利な展開になることがありました。しかし今回は違います。
- 立憲民主党・共産党・社民党が候補を一本化
- 維新の会や国民民主は都市部中心に勢力拡大
それぞれの政党が「自分たちが勝つこと」だけでなく、「どうすれば与党を減らせるか」にも焦点を当てて動いています。これは過去に比べて大きな変化です。
また、新人候補の中には地元出身の若者や、教育・福祉に詳しい人も多く、「この人なら信頼できるかも」と感じさせる要素も増えています。
特に女性候補やシングルマザー、介護経験のある候補者などが増えたことは、「自分と同じ目線で考えてくれそう」と共感を呼んでいます。
📱若い世代も動き始めた?SNSの力で広がる関心

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最近では、政治系YouTuberやTikTokで選挙解説をするインフルエンサーが増え、「政治ってちょっと面白いかも?」と思う若者も出てきています。
たとえば:
- 候補者の経歴や政策をまとめた動画
- 政党ごとの公約比較
- 「投票所ってどう行くの?」という超基本解説
こうしたコンテンツが“拡散”されることで、「投票=難しそう」というイメージが少しずつ崩れ始めています。
そして接戦区では、ほんの数百票で当落が決まることも。だからこそ、若者や普段投票に行かない人の行動が、選挙の結果を左右する時代になっているのです。
🧑💼石破首相はどう見られている?
石破茂首相は、防衛や地方活性化に詳しい“真面目で堅実な政治家”というイメージがあります。岸田前首相とは違う“刷新感”を期待している人も多いです。
ただし、首相になって間もないため、「何が変わったのかよくわからない」「言ってることはいいけど、実際の生活は変わってない」という声も。
特に、自民党が抱える“古い体質”や“旧統一教会との関係”などの問題が未解決なままであることが、不信感の原因になっています。「石破さんは良いけど、自民はもういいかな…」という複雑な気持ちを持つ有権者もいるのです。
🌏外交・安全保障も争点に?
ウクライナ、台湾、北朝鮮…。ニュースでよく聞く国際情勢は、実は私たちの暮らしにも関係しています。たとえば:
- 防衛費が増えると、その分教育・福祉に使えるお金が減るかも
- 外交関係が悪化すれば、物価やエネルギー価格にも影響
石破首相は「安全保障を強化すべき」と話していますが、「本当にそれが優先なの?」「もっと他にやることあるのでは?」という声も出ています。
外交は大切。でも、同時に“暮らし”も守ってほしい。そう感じる人が多い今、どの政党が“バランスの良い政治”をしてくれるのかが問われています。
✅まとめ:投票するかどうかが、未来を分ける!

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2025年参院選のキーワードは「変化」と「判断」。今のままの政治がいいのか?それとも新しい風を入れたいのか?それを決めるのは、私たち一人ひとりの一票です。
よく「誰に投票しても変わらない」と言われますが、それは“投票率が低いままだったら”の話。若い人や無党派層が投票に行けば、政治は確実に動きます。
政治は「偉い人の話」ではありません。あなたの生活そのものです。物価、年金、教育、子育て支援、働き方——全部、政治が関わっています。
今回はその「かじ取り」を任せる人を選ぶ大事な選挙。せっかくの一票、ぜひ未来のために使ってみませんか?
🌟選挙日:2025年7月20日(日) 🌟期日前投票もできます!お住まいの市町村でチェックしてみてください!
あなたの一票が、未来を変えるかもしれません。政治初心者でも大歓迎!「ちょっと気になる」その気持ちが、社会を動かす第一歩です。
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